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2015.1.3
新企画「京築旨いもの紀行」連載スタート！第一回「豊前海一粒かき」
京築は日本一恵まれた「食の国」。
古より現代に至っても、「豊の国」として、
伝統料理は脈々と受け継がれています。
それは、豊前海、みやこ平野、求菩提山などに代表される
素晴らしい自然環境にあります。
京築は、みやこ町、行橋市、苅田町、築上町、豊前市、
上毛町、吉富町からなる地域で各地域ごとに持ち味を
活かしたまちづくりを行っています。
中でも、伝統の食文化は日本中探しても類をみない程の
素晴らしさです。
京築の伝統の食文化が各家庭の食卓に今でものぼるのは、
この地域が「食べることの大事さ・大切さ」を知っているからです。
それは、「食べる」と言う動作だけではなく、
そこから生まれる地域の絆を五感で理解し、
それを先祖代々継承し続けているからです。
豊かな食材と楽しい食卓は心豊かな人間を育みます。
もちろん、今流行のお一人様でも同じです。
「１人で楽しく食べられるまち」が京築と言っても言い過ぎではありません。
この連載企画は、地域の方はもとより、地域外の方々にも、
京築は豊かな食に恵まれた国であることを
もっと知って頂きたくて、地域に根付いた家庭の伝統料理を中心に
ご紹介していきます。
第一回 豊前一粒牡蠣
豊前一粒牡蠣とは
豊前海を臨む沿岸の地域で獲れる牡蠣をブランド化して「豊前一粒牡蠣」と呼んでいます。
１１月から２月にかけてがもっとも食べごろ。
大きさ、身入り、味ともによく、冬の味覚の王様です。
豊前海には、大小合わせて１７の河川が流れ込み、鉄分、良質なプランクトンなどの栄養分を多く含んでいるので
牡蠣を育てるのは最高の条件となっています。
旬の時期は、カキ小屋がオープンし、網で焼いた炭火焼きの新鮮な「焼き牡蠣」を味わうことができます。
物産直売所、鮮魚店でも一袋いくらで販売しています。（はかり売りもしています）
豊前一粒牡蠣の美味しい食べ方
�‐討�牡蠣の食べ方
１．炭火に牡蠣の平たい方を下にして焼く。
２．牡蠣汁が出だしたらひっくり返すと殻が開き、食べやすくなる。
３．お好みで酢醤油やレモンなどをかけて食べる。
圧巻の豊前一粒牡蠣！！＾＾
まさに食べごろ！！
焼き牡蠣は、口の中にミルクが広がり、香ばしさと共に甘みがジュワ―！そしてまろやか〜。
新鮮なので、身がきゅっと引き締まってなんと・・・貝柱の存在を舌で感じることができます。
いくらでも食べられそうです。
豊前一粒牡蠣は日本一です！！！
�▲�キフライ
１．カキを水で洗い、塩、こしょうで味付けをし、ペーパータオルで水気を切る。
２．小麦粉をつけ、かき混ぜた卵にくぐらせ（さらっさらっさら）、たっぷりのパン粉をかぶせる。
３．あれ。パン粉がぜんぜんたっぷりじゃないし・・・・（＾＾）。
４．築上町の特産「菜種油」を使って（地元の油ですがなければ普通の油）、１８０度（え〜温度計ないし・・）の状態で、
１分から２分ほど揚げる。
５．できあがり〜まさに家庭料理の盛り付け・・・・（＾＾）
料亭のカキフライではありません。
ふつ〜の食卓にある、伝統料理です。盛り付けはイマイチかもだけど、おうちの料理だし・・ご勘弁。
大振りなのに身が締まっていて、繊細な甘さが口の中に広がります。
酸味が控えめな、寒田のレッドかぼす（酢牡蠣やカキなべにも使ってね）を牡蠣にふりかけて食べてください〜。
カキフライは、パン粉で大きさをごまかさなくても、そもそも大きいので「ありの〜ままの〜」がよろしいかと。
ど〜ですか！
豊前一粒牡蠣絶対この時期食べるべし！！
次回は、豊前海ガザミ（ワタリガニ系）をご紹介します。
超、お楽しみに〜。
おススメカキ小屋
