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京築ニュース
2015.8.12
ふるさとはお盆の支度中
明日は、盆の入り。
もともとは、旧暦の7月13日〜16日がお盆とされていましたが、
今ではすっかり新暦の8月13日〜16日が定着し、
現代人にとっては、この期間を夏休みもかねて、レジャーや海外旅行などに出かける
「リフレッシュ休暇」の意味合いが強くなってきた感があります。
と、言っても、田舎でお墓を守り続けている御家(おうち)は、
この時期、ご先祖様をお迎えをするための支度に余念がありません。
京都郡みやこ町豊津にある、物産直売所。
ここは、新鮮野菜や採れたての果物が豊富に
揃っています。
今年も、立派なほおずきが店先に並んでいます。
ほおずきを見ると、ほおずきの中の身を取り出し、種を皮が破れないように
慎重にくりぬいて丸い笛をつくり口の中で「ブピブピ・・」鳴らしてていた
幼い頃を思い出します。
昔は、まさに盆と正月は親戚一同がおばあちゃんちに集まって従妹同士で大騒ぎでしたが、
時代の流れでしょう、その習慣もすっかり様変わりしました。
親戚一同が介して云々は、さておき、「先祖がいて、自分がいる」ことの感謝は
遠くにいてもその気持ちは忘れず手を合わせたいものです。