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編集者ブログ
2015.2.22
いつも焼いて食べてるふつーの魚「ベタ」はなんと高級魚「舌平目」だった
豊前海は、地魚に大変恵まれていて私たちはその恩恵に与(あずか)って生きてきました。
私たちは、それらの魚を身近に見て安価で購入しあたり前のように美味しく頂いてきましたが、
ところ変われば価値変わると言いましょうか、え!あの魚が「高級食材?」とびっくりすることがままあります。
特にこの辺で呼んでる「ベタ」と言う魚。なんとも、そのまんまの名前で芸がないと言いますか・・。親しみやすさはありますが
高級魚的な重々しさはいまひとつ。
たとえば、ハンマーヘッドシャークとか、オオサンショウウオとか聞くと「お!すごいかも!」と思わず身構えてしまいますが、
「ベタだって・・・ベタ(笑)」みたいな・・。
でも、「ふっ」と笑ってしまうようなこの「ベタ」こそ、知る人ぞ知る、あのフランス高級料理「舌平目のムニエル」の「舌平目」なのです。
聞いた途端、は〜ってひれ伏したくなってしまう気になりません?
「ベタさんもお人が悪いですな〜そうならそうとおっしゃって頂けたらよろしかったのに・・」と、浅見光彦状態になったりして。
では、ほんとにいつも見かけるふつーの魚「ベタ」を高級食材と見たうえでどんな魚か記してみます。
ベタはアカシタビラメのことを言います。
ヨーロッパでは前述のように「魚の女王」と呼ばれるほど珍重され、中でもフランスでは舌平目の料理とはかかせない存在で、
バター焼きやムニエルなど高級料理です。
ベタは、牛の舌のように平たい体の意味で“ウシノシタ科”の魚と分類されています。
栄養的には、ベタは白身で質の良いタンパク質を持ち、ビタミンB1・B2も多く含んでいます。
また、ビタミンDは相当量、含まれています。
また、ビタミンDは相当量、含まれています。
また、ベタは味は淡白ですが、砂泥底にすむため多少くさみがあることがあります。
それを消すためにバターや牛乳、ワイン、ハーブなどを塚使った洋風料理によく合います。
ムニエルにするときも、下ごしらえする時に10分ほど牛乳にひたしておくとクセがとれて美味しく調理できます。
煮付けも上品な味になります。佃煮にも合います。他にはクリームソース添え、ワイン蒸し、グラタン、フライなど様々な調理に利用されます。
やはり、ぺったんこの「ベタ」より、どっしり肉厚の方が食べごたえがあります。
おしまいに家庭で上手に出来ることを祈って
「舌平目のムニエル」のレシピをご紹介しましょう。
(もちろん、食卓のメイン料理に登場させたことはあります・・・がしかし・・ってところでしょうか)
◆舌平目のムニエル
1.舌平目を洗って水けを拭きとり塩・こしょうをして薄力粉をまぶします。
2.フライパンにオリーブオイル(なければ普通のオイル)とバターを入れてバターが溶けたら皮の方から焼きます。
3.縁(両サイド)が茶色になったら裏返します(※ここで身が崩れる可能性大!息をころして慎重に・・)
4.両面がこんがり焼けたらお皿に盛り付ける(※ここでも慎重にしないと身が折れて心も折れます)
5.フライパンに残ったスープにバターを入れてバターが溶けたらレモン汁(意外と大切なもの)を加えて一煮立ちさせて
舌平目にかけてできあがり。
レモンの輪切りや、緑のお野菜等を添えて見栄えよくしましょう。
ちなみに、私はここ(豊前おこしかけ)で地元の魚を買っています。
(豊前漁港の方々の持ち回りで担当していて私のごひいきは「加藤ちゃんチーム」です)
やはり、ぺったんこの「ベタ」より、どっしり肉厚の方が食べごたえがあります。
おしまいに家庭で上手に出来ることを祈って
「舌平目のムニエル」のレシピをご紹介しましょう。
(もちろん、食卓のメイン料理に登場させたことはあります・・・がしかし・・ってところでしょうか)
◆舌平目のムニエル
1.舌平目を洗って水けを拭きとり塩・こしょうをして薄力粉をまぶします。
2.フライパンにオリーブオイル(なければ普通のオイル)とバターを入れてバターが溶けたら皮の方から焼きます。
3.縁(両サイド)が茶色になったら裏返します(※ここで身が崩れる可能性大!息をころして慎重に・・)
4.両面がこんがり焼けたらお皿に盛り付ける(※ここでも慎重にしないと身が折れて心も折れます)
5.フライパンに残ったスープにバターを入れてバターが溶けたらレモン汁(意外と大切なもの)を加えて一煮立ちさせて
舌平目にかけてできあがり。
レモンの輪切りや、緑のお野菜等を添えて見栄えよくしましょう。
ちなみに、私はここ(豊前おこしかけ)で地元の魚を買っています。
(豊前漁港の方々の持ち回りで担当していて私のごひいきは「加藤ちゃんチーム」です)